受験生の皆さん,2021年度の入試もラストスパートの段階になりました.どこに絞り込むか迷ったら「15秒でわかる数理情報工学科」の動画を見てみましょう.
もうちょっと知りたくなったら,「60秒でわかる数理情報工学科」の動画もあります.
2020年11月30日から12月10日まで中国長春の吉林動画学院の主催で開催された今年5年目を迎える「International Student Game Jam 2020」,日本大学からの参加は4年連続で3年生の飯島君が参加しました.日本からは日本大学以外に東京工科大学から5名の学生が参加しました.チームは初日にくじ引きで決まり,韓国,日本,中国の学生6人のTeam12が編成され,チーム名はNonglishと命名したそうです.飯島君は一人でプログラマを担当,今回は初めてオンラインでの実施で,通常は3日間で実施するところを10日間かけ,「西遊記」というテーマで全12チームでゲーム制作の腕を競いました.
2017年8月26日(土)22:00-22:54に放送されたBS-TBSの番組「諸説あり! 本能寺の変」が,2021年1月10日(日)13:00-13:54に再放送されることになりました.同番組では古市研究室で学生が開発した戦国FUSEを用い,備中高松城を水攻め最中だった秀吉の中国大返しを,7日で京都まで山崎まで戻ることができたか否かを検証した番組です.2万の軍勢をコンピュータ画面上でどのように表現するか,その工夫のため,何日も研究室で徹夜した記憶が蘇ります.高松城から街道に出るだけで何時間を要するのか,予想した上で番組をご覧ください.
1582年6月2日に起こった本能寺の変,その時備中高松城を水攻め中であった秀吉は,明智光秀を討つために京都山崎までの約230kmを2万の軍勢を率いて行軍し,6月13日の山崎の戦いで光秀を討った.これが中国大返しであるが,これだけの軍勢を行軍させるためには,我々が開発したマルチエージェントシミュレーション方式による交通シミュレータ「FITS」を用いると10日かかる.秀吉は本能寺の変が6月2日に発生することを知っていたのではないか,本能寺の変の黒幕は誰か?という1時間の番組.この番組用に当初は「戦国FUSE」の利用を考えたが,番組では戦闘場面の再現を目的としていないため,現在歩行者の再現を目的として開発中の「FITS」を用いた.
中国長春の吉林動画学院 (Jilin Animation Institute School of Game)で2020年11月30日に開幕された国際ゲームジャムで,古市教授がオープニングスピーチを習志野からオンラインで行いました.日本からの参加者は6人,東京工科大学から5人と日本大学から1名が参加しています.12日まで,4カ国の大学生が6名1チームによるゲーム制作を12チームで競います.
本ゲームジャムに数理情報工学科からは2017年来毎年参加しており今回が4回目.昨年は当時3年生のRichelle Ngoさんが参加して最優秀賞を受賞し,今年は3年生の飯島直大君が参加しています. 他に日本からは東京工科大の5名が参加している他,シンガポール,韓国,中国の各大学から総勢72人が参加し,12チームに分かれて12月12日までゲーム制作が行われています.今年のテーマは「西遊記」,完成が楽しみです.
2002年に数理情報工学科を卒業された林家ぼたんさんは,卒業後林家こん平師匠に入門して落語家となられ,2016年に真打に昇進,校友会の数理情報工学部会のイベントにもご参加していただいている校友です.生産工学部では11月29日(日)にミニオープンキャンパスを行いますが,これにあわせて「桜泉落語会」を13:00〜14:10に開催することとなり,林家ぼたんさんには,落語に加えて,女子学生が少なかった頃の生産工学部での学生時代のお話しや,ジェンダーレスの時代に向けてのお考え等をお聞かせいただく予定です.
将来理工系学部への進学を考えている高校生(及びご家族)の皆さんはもちろんのこと,在学生,卒業生及び教職員の皆様に多数ご参加いただければと思います.当日は,生産工学部39号館のスプリングホールからZoomによる中継でお楽しみいただけます.参加は無料ですが,定員が300名ですので,お早めにお申し込みください.定員を超過した場合には抽選を行い,事前にメールで当日にZoomでの参加URLをお送りいたします.
11月7日(土)の日本テレビ・世界一受けたい授業では,3部構成のうち最初が「あなたはeスポーツを知っていますか?」というテーマで,監修を古市先生が担当しました.
古市研究室では学生がこれまでに多数のシリアスゲーム(世の中の課題解決を目的として開発したゲームのこと)を開発してきましたが,皆で一緒に体を動かすシリアスゲームの開発に人気があります.eスポーツは年齢や性別を超え,健常な人と障害のある人が共通の土俵で競うことができる点で期待されており,2019年12月に実施した3日間でシリアスゲームを制作する障がい者と高齢者と健常者が共通の土俵で競うことができるディジタルゲームを開発するイベント「シリアスゲームジャム」では5本のシリアスゲームが開発されました.
番組では高校の部活やプロチームでのトレーニングの様子等,単にゲームをプレイするスキルだけではなく体力作り,協調性等精神力強化,ドクターによる定期的な検診等,教育現場も含めてeスポーツに対する取り組みについて理解を深めることができると思います.
古市研究室ではこれまでNHK BSプレミアムの番組「英雄達の選択」で「関ヶ原の戦い」と「三方原の戦い」で番組のために戦国FUSEを使って戦いの再現を行った.10月31日(土)に放送される「英雄たちの選択スペシャル」では,放送200回を記念してこれまでに出演した戦国のプロを対象としてアンケートで地域毎に好きな武将を選び,それを集計した結果に基づいて制作した番組である.古市先生も戦国のプロとしてアンケートに回答した.もしかしたら番組中で過去の放送が引用されるかも(?).
北米ゲーム&シミュレーション学会(NASAGA)主催の国際会議NASAGA2020が今年はオンラインで開催され,10月24日(土)の午前8時から(日本時間では同日21:30)から大学院生川上智君がBig Data Display Method and Marketing Business Game (MBG) Prototypeというタイトルで試作したマーケティングビジネスゲーム(MBG)について1時間半で発表しました.発表はMBAのデモンストレーションを中心に行い,古市先生と川上智君とがそれぞれ自宅から参加しながら1本のゲームをプレイする形式で行いました.なお,NASAGAへの参加は今回初めてでしたが,教育現場で使うゲームの開発手法や開発事例が多数発表され,今後日本からも多くの教育者が参加すると良いと感じました.
昨年放送された番組「風雲!大歴史実験 "豊臣秀吉 天下人への秘策・美濃大返しの真実」が, NHK BSプレミアムで 2020年9月26日(土)15:00-15:59に再放送されます.
9月初旬は毎年学会発表のシーズンで,数理情報工学科及び数理情報工学専攻の学生は様々な学会で日頃の研究成果を発表します. 2020年9月1日から3日に開催されている情報処理学会と電子情報通信学会共催による情報科学技術フォーラムFITでは,9月3日に博士後期課程1年の進士多佳子さんが「家族協調型ライフヒストリ記録支援システムの一次試作」というタイトルで発表しました.本研究は,別居中の高齢者がいる家族間でのコミュニケーションを促進するとともに,コミュニケーションの成果をライフヒストリとして電子的に蓄積することにより,家族にとって重要な情報や知識の共有を可能とするのを目的としたものです.
9月初旬は毎年学会発表のシーズンで,数理情報工学科及び数理情報工学専攻の学生は様々な学会で日頃の研究成果を発表します. 2020年9月1日から3日に開催されている情報処理学会と電子情報通信学会共催による情報科学技術フォーラムFITでは,9月1日には博士後期課程1年の倉川清志君が「組織内で交わすメッセージ数による組織活性度定量化法」というタイトルで発表しました.
今年の春以降実施される学会はオンラインにより開催されています,2020年7月4日に開催された日本シミュレーション&ゲーミング学会もオンラインで実施され,数理情報工学専攻の川上智君が「2次元のビッグデータ表示法によるマーケティング・ビジネスゲームの試作及び初期評価法」というタイトルで,現在開発中のビジネスゲームMBGに関する研究の中間成果を発表しました.MBGは一般の方も利用できます,経営に興味のある方はプレイしてみてください.
本ページでは,古市研究室におけるCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)への対応についてお知らせします.生産工学部における対応は,生産工学部のホームページ(ここをクリック)及び数理情報工学科のホームページ(ここをクリック)で最新情報を確認してください.研究室としての対応方法は以下に示す通りです.
日本大学生産工学部及び日本大学大学院生産工学研究科への新入生の皆さん,特に本日から古市研究室へ配属される3名の博士後期課程学生の皆さん,ご入学おめでとうございます.
1,400名を超える皆さんが本日から生産工学部の学生となりますが,Covid-19感染拡大防止のために入学式及び開講式を行いませんので,体育館で行われた2013年の開講式で撮った写真をこちらに掲載しました.
古市研究室ではこれで皆さんを加えて博士後期課程の学生が4名となります.うち3人は社会人として毎週または隔週定時後に研究室へ来てゼミを行いますが,今年度からはオンラインでのゼミを活用するので,当初考えていた通学のための負荷が軽減できそうです.粟飯原先生も理工学部からオンラインでゼミに適時参加してくれます.しかし,これから3年間継続するのは並大抵の意思ではできません.是非とも,学生同士がモチベーションの向上と持続を図ってくれることを願ってます.
私も皆さんと同じく社会人の時に3年間大学院へ通い,学位を取得しました.その時私が博士号を取得しようと思ったモチベーションは,「客先との新規プロジェクトの初回打ち合わせの時,客先の方がゾロゾロと博士号の名刺を出された時の悔しさ」でした.その頃,職場の上司から良く言われたのは「博士号は足の裏の米粒である,取らないと気持ち悪いが,取っても食えない」.しかし,私には,博士号を取得すれば仕事を更に楽しめる,必ず他社と比べて優位にたてる,取れるものなら取ってやろう!という気持ちで,故松下温先生の指導を3年間受けました.松下先生との出会いはイリノイ大学の同窓会で,初めてお会いした時に客先との話しをしたら,先生から「古市君なら1年で取れるよ」と言われて,ホイホイとその数カ月後に入学試験を受験(論述式の筆記試験と面接)しました,42歳の時でした.その後1年はすぐに過ぎて2年目となり,更に3年目に突入して毎週末の研究室生活を謳歌した後,そして伝説の2時間を超える公聴会を経て学位を取得しました.
今年入学された社会人学生の2人は,会社等組織の長として博士号取得を目指して入学されました.「博士号は足の裏の米粒ではない,取るのは難しいが,取ったら食える」,これを,本学から進学した1名と在学中の1名も含め,一緒に世に示すことができたらと思います.
本日はご入学おめでとうございます!
古市昌一
NHK総合の番組「歴史探偵 黒船来航」に,日本大学生産工学部の古市昌一教授(モデリング&シミュレーション),国際関係学部の淺川道夫教授(軍事史),生産工学部の粟飯原萌助手(シリアスゲーム),生産工学研究科博士後期課程学生川上智君(現役海上自衛官)が出演します.番組では,幕末1854年に2度目に江戸湾へ来航した黒船と,江戸防衛のために海上に築城された6つのお台場の砲台を舞台とし,もしその時に日米交渉が決裂していたらどうなっていたか?,これを日本大学の4名の各分野専門家が明らかにします.見どころはたくさんありますが,この番組のために新たに粟飯原萌先生が開発したウォーゲーム PERULI を駆使し,近田アナウンサーによる戦況実況を交えての議論にご着目ください.
歴史探偵は2019年12月から新たに始まったNHKの歴史番組で,「歴史探偵#1本能寺の変」が次の通り再放送されます.この番組でも日本大学生産工学部の古市昌一教授(モデリング&シミュレーション)と生産工学部の粟飯原萌助手(シリアスゲーム),生産工学研究科博士前期課程学生高橋昂大君が出演し,明智光秀の軍勢が丹波亀山城から京都本能寺の行軍ルートを解明する部分で出演しています.黒船来航と併せてご覧ください.
2020年3月1日,日本デジタルゲーム学会第10回年次大会で発表予定だった FishyFishy3 Advance, 学会は中止になりましたが,プロモーション動画はYoutube上で公開しました!FishyFishy3 Advanceは,これまでのバージョンと比べて大幅に学習機能を強化,iOSとAndroid版をリリースしました.皆さんの英語力にあわせて自動的に学習できる他,数日学習するとTOEIC換算で何点かを概ね当ててくれます!