古市研究室 新着情報
What's up!, the latest news at Furuichi Lab.

 

当初は第5回シリアスゲームジャムと併催を予定していたシリアスゲームサミット,オランダ大使館との共催で2月24日(金)に開催します!名称は「第1回シリアス&アプライドゲームサミット」と命名,実行委員長は東京工科大の岸本先生にお願いし,今回古市先生は実行委員です.シリアスゲーム先進国として近年ゲーム制作会社が急増しているオランダ王国,2015年末時点でゲーム制作会社が455社もありますが,シリアスゲームの専業会社が半分以上を占め,日本とは全く異なる産業構造の国です.また,シリアスゲームの事をオランダではアプライドゲームと呼びます.これまで皆さんが知らなかった,アプライドゲームが短期間で産業分野の一つとなったオランダ王国の事を知るチャンスです!

【事前申し込み受け付け中!】(無料,定員制,残席わずか)→ http://www.mediadesignlabs.org/SUMMIT/

「シリアスとアプライドが東京で初めて出会う」その瞬間を皆で共有しましょう!第5回シリアスゲームジャムで制作したゲームの一部を展示します!他にも,九州大学のリハビリウムや千葉大教育学部の学生とグリーが共同で開発したシリアスゲーム等,我が国を代表するシリアスゲーム(の一部)がオランダ大使館に集合します!新聞・雑誌・TV等取材申し込みも受け付け中!

実行委員長:岸本好弘(東京工科大,DiGRA 教育SIG委員長)
実行委員:
・ライテ・ドウマ(オランダ大使館)
・小野憲史(IGDA Japan代表)
・古市昌一(日本大学,DiGRA 教育SIG委員)
ロゴデザイン:清水 友里(東京造形大学)
Turryキャラクターデザイン:小池 里莉(東京造形大学)

古市教授が実行委員長を務めた「第5回シリアスゲームジャム」(主催:日本デジタルゲーム学会教育SIG)が2016年12月10日,11日の2日間,東京・立川で開催され,数理情報工学科から12名(細川研究室角田研究室古市研究室所属の3年生及び1年生に加え,2名はオランダのアムステルダム応用科学大学からの留学生2名(岡研究室及び古市研究室所属))が参加し,世界6カ国の学生及び社会人の皆さんと一緒に5本のシリアスゲームを2日間で開発しました.今回のテーマは「みんなのバリアフリー」,バリアフリーに対する関心を高めることを目的としたシリアスゲームを開発しました.数理情報工学科の12名は3つのチームに分かれて開発を行い,3チーム総てが以下の各賞を受賞しました!

    • 優秀賞(Excellent VR Award)受賞,チーム:JABBEST, 作品:バリアーからの脱出VR
    • バリアだらけに建ててしまった家を,主人公の車椅子ユーザーが愛する人と暮らすためにバリアフリー住宅へと改装していくゲーム.通常の家にはどのようなバリアが存在するのか/対処法を学べる.

    • 優秀賞(Excellent Design Award)及び優秀賞(Excellent Research Award)受賞,チーム:音,作品:BLIND MAZE
    • 真っ暗闇のなか鍵を紛失してしまったため,物にぶつかったり壁に擦ってしまったりを音で方向を認識しながら進み場所を探し当てるゲーム.真っ暗な場合と明るい場合の両方で体験できるので,視覚障害の住む世界を疑似体験しながら学べる.

    • 特別賞(オランダ王国大使館 Dutch Award)受賞,チーム:KEEL,作品:Go! ペティル Go!
    • 地球の重力に耐えられず車椅子になった宇宙人ペティルが,宇宙に帰るために地球をバリアフリー化しながらバラバラになってしまった宇宙船の部品をかき集め宇宙に戻るゲーム.街中の何気ないバリアをバリアと認識し,ハード面やソフト面での対処法を学べる.

来る2017年1月26日(木)15:00~16:00,博士後期課程学生倉本氏の学位審査公聴会を実施します.学位審査公聴会とは,博士号を取得するために超える最後のハードルで,一般の方も自由に聴講,質疑を行うことができます.興味のある方は是非ともご聴講下さい.事前申し込み等は不要です.なお,古市研究室には現在は3人の博士後期課程学生が在籍しており,倉本氏が一期生です.3名のうち2名は社会人博士後期課程で,古市研究室では今後も積極的に社会人の方を受け入れていきます.

大学院の数理情報工学専攻の講義「メディアデザイン工学特講」では,2012年にアカデミー賞科学技術賞を受賞されたLes Zellan氏を招いて11月14日(月)に特別講義をしていただきました. 会場となったスプリングホールは満員,立ち見も出る程の盛況でした.

講義の前には古市研究室を訪問

In our lab., we are developing variety of modeling and simulation systems and serious games.

今年も古市研の学生が中心となって,数理情報神輿を担ぎました.史上最少の担ぎてに大久保商店街が大変盛り上がり,数理情報工学科の生産工学部におけるプレゼンスを向上させました!

大学院の講義「メディアデザイン工学特講」(古市)では,2013年にアカデミー賞科学技術賞を受賞されたLes Zellan氏を招いて11月14日(月)に特別講義をしていただきます.

第5回目を迎えるシリアスゲームジャムSGJ5が,本年12月に東京で実施されます.2014年に実施された第2回目シリアスゲームジャムSGJ2に続いて,今回は古市先生が実行委員長を務めます.SGJ5は日本デジタルゲーム学会ゲーム教育研究部会(SIG)が主催するイベントで,2日間(正確には31時間)で与えられたテーマのシリアスゲームをチームで制作します.ハッカソンをご存知の方は,それを2日間で実施する形態に近いです. シリアスゲームジャムでは,ゲーム制作に興味のある学生はもちろんのこと,全く経験の無い方も,主催者側が参加者のスキルを考慮した7人のチームを組んで制作を行いますので,心配はいりません.特に,今回はゲーム制作の経験がある留学生も参加するので,インターナショナルな環境の中でのソフトウェア開発を経験するとても良い機会です.定員には限りがあるので,申し込みは早めにすませましょう!

公式サイトはこちら(http://www.mediadesignlabs.org/SGJ5/)です.

  1. テーマ:「みんなのバリアフリー」 Topic: “Accessibility for Everyone”
  2. 日時: 2016年12月10日(土)~11日(日) Date: Dec. 10(Sat),11(Sun)
  3. 会場: (株)ビサイド (東京・立川) Venue: BeXide Inc. Tokyo・Tachikawa
  4. 主催: 日本デジタルゲーム学会(DiGRA)ゲーム教育専門部会
    Sponsored by  Japan Digital Game Association(DiGRA)Education SIG

今年もADAA Award (アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA)の作品募集が始まりました.ADAAはデジタルアートに関する各部門(静止画部門 / 動画部門 / インタラクティブアート部門 / エンターテインメント(産業応用))で作品を募集しており,メディアデザインコースの学生の皆さんは,日頃大学で学んだ成果を作品に形にして応募する絶好の場所です.シリアスゲームについてはエンターテインメント(産業応用)の部門への応募ができると思います,学生の皆さんの積極的な応募を期待しています.締め切りは2016年11月6日23:59,募集要項等は以下の画像をクリックした先でご覧ください.

画像の出典(ADAA Awardサイトより):https://adaa.jp/ja/exhibition/img/key_visual.jpg

.hackのクリエイターとして知られる(株)サイバーコネクトツーの松山洋社長が,2016年9月23日に古市研究室の特別ゼミで数理情報工学科・メディアデザインコースの学生に向けて「ゲームクリエイターになる秘訣」というタイトルで講演をしていただきました.講演には,古市研究室に所属する学生はもちろんのこと,メディアデザインコースの2年生と3年生が沢山聴講してくれた他,創生デザイン学科の学生もポートフォリオを持参して参加してくれ,クリエイティブ・テクノロジーの業界を目指す学生さんにとってとても有益なお話しを聴くことができました.特に,我が国のゲーム業界では近年中途採用が多いため,新卒の学生にとっての競争相手はプロのクリエイターである点,初めてこれを知ってビックリした学生が多かったようです.また,サイバーコネクトの今年の新卒採用のうち約半分は外国人であった事等も,IT業界のグローバル化はゲーム業界でも進んでいることを実感しました.加えて,2016年には日本のゲーム会社としては初めてカナダ・モントリオールにスタジオを開く事等も,聴講していたオランダ人のインターンシップ留学生を含め,グローバル化の具体的な動きを知る意味でとても参考になりました.なお,講演終了後に色紙をお渡しして学生達に向けてサインをお願いした所,.hackの主人公ハセヲまで時間を描いて下さり,主催した古市研究室のメンバ全員が感動しました.松山様,どうもありがとうございました!

2016年8月24日(水)~27日(金)に韓国の浦項工科大学(POSTECH)で開催された国際シリアスゲームジャム(Global Applied Game Jam) 2016に大学院生の粟飯原さんが日本の学生としては一人で参加し,オランダ人と韓国人と5人のチーム「Chicken Potion」を組んで3日間でシリアスゲームOlymPCを開発,見事準優秀賞(Excellence Award)を受賞しました.

2016年8月15日(月)~17日(水)にドイツのライプチッヒ大学で開催された国際会議Replaying Japan 2016で,大学院生の粟飯原さんが"Our Activities to Increase the Public Acceptance of Games for Society in Japan"というタイトルで研究成果を発表しました.

欧米では,ゲームといえばCG,AI,並列処理等最先端の総合IT技術として社会における受容性が高く,学位を目指す学生が多い技術分野の一つです.一方我が国ではゲームというと遊びというイメージが強く,ゲーム会社は多いものの,研究者の数が少なく学位を目指す学生も少ないのが特徴です.このような,ゲームに対する社会の受容性を向上するためには,我が国においても会社や学校等で積極的に用いられる社会に役立つゲームを多数開発することが重要と粟飯原さんは考え,そのための我が国における活動について発表したものです.Replaying Japanへの参加者は10カ国を超え,発表を通して,世界中のゲーム研究者の皆さんとゲームの社会における重要性について情報交換することができました.

2016年8月6日(土)と7日(日)に東京工芸大学芸術学部で開催された 夏季研究発表大会で,大学院生の粟飯原さんが"ARCS改良モデルのシリアスゲームジャム実施⽅法への応⽤"というタイトルで研究成果を発表しました.ARCSというのは教育学の分野で知られる動機付けモデルで,これをプロジェクトベースラーニングの一方法として導入が期待されているシリアスゲームジャムの実施方法へ応用するため,ARCSを改良したモデルを提案して実施方法を手順化した成果に関して発表しました.また,指導教官の古市先生は教育の分科会(SIG)でパネラーとして登壇し,"我が国における産学連携と期待される今後の方向性について"というタイトルで講演し,他大学の先生と壇上でパネルディスカッションを行いました.このように,本学科の学生は夏休み様々な学会等で活躍しています.

2016年8月7日に今年度最終回のオープンキャンパスを実施し,古市研究室からは体験授業の一つとして学生が開発したシリアスゲームを展示,その中で現在開発中のBlockoutの大会を行い,とても盛り上がりました.Blockoutはエクササイズの促進(体を動かす機会を増やす)を目的としたシリアスゲームで,これをベースに目的を更に拡張して現在世界初となるゲームを開発中です.

2016年7月17日(日),本年度第1回目のオープンキャンパスを行い,約100名を超える高校生の皆さんが数理情報工学科のブースに来場し,沢山の皆さんにシリアスゲームを体験していただきました.特に,本邦初公開の仮称BREAKOUTはリハビリ支援を目的としたシリアスゲームで,スタップの先生方も含めて多くの皆さんに体験していただき,大いに盛り上がりました.次回は8月7日(日),更に盛り上がります.

2016年7月17日(日)日本大学生産工学部ではオープンキャンパスを実施し,古市研究室ではシリアスゲームを2件展示しました.そのうちの一つがLine Ho!key,久し振りの展示でしたが,高校生の皆さんと一緒に我々も大変盛り上がりました.例の如く,MU3Tableも出展,こちらは音楽だけ掲載しておきます.

オランダユトレヒト芸術大学のDimm先生が古市研究室を訪問され,アプライドゲーム(シリアスゲーム)に関する研究交流を行いました.また,オランダでの生産実習を希望している3年生の学生も途中から合流し,その可能性について相談しました.オランダでの生産実習に興味のある学生は,古市先生まで一言声をかけてください.

Dimm先生はシリアスゲームの会社 Monkeybiznizの創業者でCreative Directorとしてもご活躍中です.

 

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