数理情報工学科では,1年生の時からプログラミング演習,アルゴリズムとデータ構造,オブジェクト指向言語,ゲームプログラミング及び演習,プロジェクト演習等,コンピュータのソフトウェア開発の基礎から応用までみっちり学び,3年生で学ぶ数理情報工学演習及び卒業研究では本格的なソフトウェア開発を行います.学んだ成果を自らアプリを開発してリリースする学生もいますが,授業で行った成果をそのままアプリとしてリリースする学生もいます.
2018年10月,そんなアプリの一つが新たに AppleのApp Storeでリリースされました.FishyFishy2という英語の語彙学習を目的としたシリアスゲームで,4年生の大井朋子さんが3年時に数理情報工学演習で開発したものを,卒業研究の一環として改良して昨日リリースしたものです.FishyFishy2の源流となったのは2018年3月にリリースしたFishyFishy! で,こちらは大学院1年生の久保田大輝君がリリースしたものです.更に,4年生の坂口穣君はまもなくFishyFishy3をリリースするべく準備中です.これら3本は中核部分が同じ英語の語彙学習を目的としたシリアスゲームですが,ゲーム部分が少しづつ違います.どこが違うかは,全部ダウンロードして比較してみてください!
(サイトから引用した説明文) FishyFishy2及び FishyFishy!は,英語の語彙能力向上を目的として日本大学生産工学部古市研究室所属のFishyFishy開発チーム(リーダ:久保田大輝,メンバ:Naomi Nazar,齋藤咲子,Daniel de Luca,坂口穣,大井朋子,粟飯原萌,古市昌一)が設計・開発したシリアスゲームです.使用している英語教材は(株)Lexxicaが提供するWordEngineを利用し,学習者の英語レベルに合わせたコンテンツが自動的に利用されます.従って,語彙はネイティブスピーカ自らも学習できる難易度まで備えているため,どれだけ長期間学習しても学習用コンテンツがなくなることはほぼありません.さぁ,皆さんも英語を学んでFP(Fish Point, 学習することによって得られるゲーム中で魚や餌を購入するために使えるポイント)を獲得してみませんか?知らぬうちにTOEICの得点がアップしていることに皆さんはビックリすることでしょう.