「ゲームのもつチカラとその応用法」というタイトルで,高校生の皆さんに向けて「シリアスゲームを研究するとはどういことなのか」を解説する紹介する動画を作成しました.数理情報工学科または数理情報工学専攻への入学を目指し,一緒に世の中をシアワセにするためのシリアスゲームをたくさん創りましょう!
中国長春の吉林動画学院 (Jilin Animation Institute School of Game)で2022年11月11日から24日まで行われていた国際大学生ゲームジャム(ICSG,中国ゲームジャムとも呼ぶ)2022が2022年11月25日(金)に閉幕,数理情報工学科から日本大学代表の一人として参加していた3年生の清家光生(せいけ こうき)君が,日本大学大学院理工学研究科の安藤玲央(あんどう れお)君,近畿大学の三宅拳士朗(みやけ けんしろう)君,London College of CommunicationのRuimeng Gu君, タイのBansomdejchaopraya Rajabhat UniversityのKiattisak Aueapornprapan君及びPratchay Butamkha君とチームPuppy Catを組んで開発したシリアスゲームが,銀賞を受賞しました!
また,3年生の岡田万実(おかだまみ)さんと高郁春(KAO YU CHING)さんが東京工科大学の赤松ほのかさんと吉林動画学院の金城浩君と彭欣雅君,大連理工大学の肖逸君とチームPower Holicを組んだチームは,優秀チーム賞を受賞しました.その他,数理情報工学科からは立原慧大君がチーム薇草のプログラマとして参加し,善戦しました.詳細が判明次第,こちらで結果等をご報告します.
本大会に日本大学からは数理情報工学科の3年生が4名(1名は台湾中国科技大からの交換留学生,いずれも古市研究室の所属)が参加し,日本大学大学院理工学研究科から1名,近畿大学から1名,東京工科大学からは7名が参加し,各国(中国,韓国,ロシア,英国,タイ,シンガポール)から集まった150名を超える大学生が24のチームを組んでゲームの制作力を競う大会が行われました.
TBSで日曜21:00から放送されている「アトムの童」第6話(2022年11月20日)で,ジョンドゥーの二人がシリアスゲームの実例について話す場面の一部で,FishyFishyのプレイ画像の一部(2秒程です)を使っていただきました! 第6話の監修はGame for ITの後藤誠氏,番組中のシリアスゲームも第6話のために制作されたそうです.シリアスゲームはこれまでも多数TV番組で紹介されてきましたが,ドラマの中でこのように紹介されるのはおそらく初めて.これがキッカケとなって多くの若者がシリアスゲームに関心を持つようになってくれると,嬉しいです. なお,あらすじ等はこちらでご覧になることができます.
第6話の番組中では,「学校でゲームで遊ばせるなんて,あってはいけません.....だいたい,ゲームは子どもたちにとって有害でしかありません」とPTAの方がおっしゃっいました.実際そのように有害だと思われている方が現在の日本の多数だとは思いませんが,積極的に学校でゲームを使って教育をしているのは,ビジネスゲームを使って経営学を学ぶ大学や大学院ぐらいしかないのが現状です.ぜひとも,以下の日本大学が高校生向けに発行している冊子に私が書いたような時代を,早く作りたいです!
ちなみに,2015年度の少し古いデータですが,オランダにはゲーム会社が455社あり,そのうち119社はシリアスゲーム(オランダではアプライドゲームと呼ばれます)専業のゲーム会社,36社はエンタテインメントとシリアスゲームの両方を開発する会社で,シリアスゲームが医療・教育や企業内研修等で幅広く利用されています.一方,我が国でも経営学等を学ぶビジネスゲームは大学や大学院で広く教育に利用されている他,防衛の訓練や演習の現場では古市等が開発に携わったシステムを含む多数のシリアスゲーム(防衛の現場ではモデリング&シミュレーションシステムと呼ばれます)が古くから利用されています.今後は,もっと幅広く社会の様々な現場でゲームが利用されるようになると良いですね. ちなみに,最終回の第9話では「ゲームにこそ世界を変える力があるのです」とジョンドゥーの一人那由他が話してました.
2022年11月6日から13日まで,コロナ禍以降の初海外出張としてノルウェイ・オスロから電車で10分程のリルストロムに行き,NATO(北大西洋条約機構)のワークショップに出席(参加者の集合写真と記事が掲載されています)して発表してきました.ノルウェイまでの途上の飛行機は往復とも旅行者とスポーツとビジネス客でいずれも満席,コロナ禍以前のように大変な活況を呈していました.また,ノルウェイではマスクを着用した人を見ることはなく,日本の国内とは街の光景が全く違うのにびっくりしました.
写真の一部は数理情報工学科のインスタグラムにアップしてあるので,よろしければご覧ください.
InterFM897の新番組『Tech Ark』の収録が2022年10月31日(月)に天王洲(東京都品川区)にあるスタジオで行われ,トライリンガルDJのShaulaさんと杉沼先生が,5Gに関するトークを約1時間にわたって行いました.この番組は「テクノロジーの芽生えや私たちに訪れようとしているワクワクする未来をわかりやすく」伝えるもので,11月から放送が始まりました.毎週月曜日の20:00~20:30に89.7MHz(横浜76.5MHz)で放送されている番組で,トークの様子は,11月21日と28日に放送され,5Gにより実現が期待される,楽しい技術,新しい世界の様子が紹介されました.聴き逃した方は,以下のAudeeのサイトから視聴することができます.
番組DJ Shaulaさんから,素直で鋭い質問が寄せられました
台湾の中国科技大から新たに1名が古市研究室に加わり,第14期古市研究室の学生が13人になりました! 国際ゲームジャムや学会発表等で学外の皆さまにはお世話になります,よろしくお願いします.
(参考:2022年4月の記事) 2022年度の古市研究室への配属は,学科最多の12名となりました.2009年度の1期生が10人だった時には国立大学等と比べて数が多くてビックリしましたが,今では研究室内で密とならないよう座れる人数(うちの場合は15人)であれば,何人でも全く問題ありません.
日本大学生産工学部では2022年10月29日と30日に桜泉祭が開催されています.初日の10:00-12:00には大久保商店街を各学科がそれぞれ趣向を凝らして制作した神輿を担いでパレードしました.この神輿は古市研究室の学生が中心となって数理情報工学科の全学生が協力してほぼゼロから制作し,26日には神輿の中に設置するご神体部分の制作する部分からは台湾の中国科技大からの留学生も合流.その後1年生も含めて様々な学年の各研究室の学生が共同で制作に取り組み,27日の晩にほぼ完成しました.29日のパレード当日は,動画の通り久しぶりに数理情報工学科の学生全員が一体となって盛り上がりました.
古市研究室で2017年9月に博士(工学)を取得した粟飯原萌氏は,日本大学で初めてゲームに関する研究で博士号を取得しました.以下の動画は,同時期に立命館大学で学位を取得したシン・ジュヒョン氏と一緒に,日本デジタルゲーム学会 2022年夏季研究発表大会の基調講演 「デジタルゲーム研究による博士号取得のすゝめ」を行った時の講演動画です.古市研究室の学生の皆さんや社会人の皆さん,我々と一緒に博士号取得を目指してみませんか?
2022年1月に放送され, 3月と4月に再放送されたNHK総合の「歴史探偵 武士の都・鎌倉」が,今度はNHK BSプレミアムで再々放送されることになりました.前回見逃した方も,既にご覧になった方も,是非ともご覧ください.
数理情報工学科では2022年9月5日に後期のガイダンスが行われ,夏休みが開けました.数理情報工学科の各研究分野ではこの時期各地で学会が開催されますが,3年生の土田羽乃さんが共同研究者の古郡映莉奈さんと2022年9月4日(日)日本デジタルゲーム学会の夏季研究大会・リサーチエスカレータセッションで発表してきました.
タイトルは「THX就活!逆育成ゲーム」(*THXはサンクスと発音)で,今年度中の一般公開を目指して現在開発中のシリアスゲームの企画書を発表したものです.大学院生や4年生がこの時期学会発表するのは普通ですが,3年生で発表するのは珍しいのではないかと思います. 今回発表することによって, チャットボット型のアプリ開発に効果的なツールに関する情報や,発話データから感情AIを使ってプレイヤの感情を識別する方法に関する情報を聴講者の皆さんから教えていただき,これから研究を本格化する上でとても良い機会でした.来年2月の完成と2回目の学会発表を目標として,チームで頑張るとのことです!
自動車工学リサーチセンタの客員研究員で古市研究室にも所属している杉沼浩司先生が今週ロスアンジェルスで開催中のITS World Congress 2022に参加されており,その動向調査報告を10月7日に行います.おそらく国内で一番初めに行う報告会です.リサーチセンタの賛助会員の皆様はもちろんのこと,多数の一般の方の聴講をお待ちしております. なお,日本大学教職員及び学生の皆様の参加費は無料です.
2022年3月と4月に放送され,6月にも再放送されたNHKの特別番組「決戦!源平の戦い」が再々放送されることになりました.前回見逃した方も,既にご覧になった方も,是非ともご覧ください.
歴史探偵「元寇-モンゴル帝国の秘密」で,古市研究室の客員研究員川上智氏(現役海上自衛官)がノルマンディー上陸作戦と対比して元寇・弘安の役を解説しました
2022年8月6日(土)と7日(日),古市研究室は3年振りに日本大学生産工学部のオープンキャンパスに「シリアスゲーム大会」ブースに出展しました.本学部では昨年まで2年連続してオンラインまたは縮小して実施しましたが,本年度は事前予約制ではあるものの通常形式で実施し,古市研究室のブースは高校生で大変な賑わいでした.オープンキャンパスとともに,2023年の受験シーズンが本格化します.
2022年6月22日(水)の5時限目,日本大学文理学部の出身でプロのeスポーツキャスタとして活躍中のトンピ?先生(福岡智洋氏)が生産工学部で「eスポーツの概要と動向・eスポーツにおける実況の重要性」というタイトルで,日本大学大学院生産工学研究科数理情報工学専攻の特別講義として講義をされました.本講義は対面型とオンラインのハイブリッドで実施し,対面型への参加者は60名,オンラインでの参加者は37名と,生産工学部におけるeスポーツへの関心の高さが伺えた特別講義でした.
2022年5月4日に放送されたNHK総合 歴史探偵「源平合戦 壇の浦の戦い」が再放送されることになりました.前回見逃した方は是非ともご覧ください.
2022年5月4日(水)22:00-22:45に放送されたNHK 総合の歴史探偵「源平合戦 壇ノ浦の戦い」で,古市研究室が新たに開発した「FAiBS壇ノ浦の戦い」を用いて壇ノ浦で繰り広げられる源平最後の合戦が再現されました! 同戦いは先日NHKの特別番組「決戦!源平の戦い」で放送されたばかりですが,今回は歴史探偵で少し違った編集で紹介されます.お見逃しなく!
eスポーツを楽しむ上で欠かせないのがeスポーツスタジオと実況であるが,日本大学文理学部の出身でプロのゲームキャスターとして活躍中のトンピ?(福岡智洋氏)が,2022年5月10日(火),日本大学生産工学部数理情報工学科に開設されたeスポーツスタジオを訪れた.当日は,10万を超える発行部数を誇る日本大学校友会の会誌「桜縁」のインタビューが目的であったが,トンピ?氏が希望したインタビュー場所が,このeスポーツスタジオであった.桜縁は7月に発行され,巻頭4ページの記事としてトンピ?氏のインタビューが掲載されるので,発行日が楽しみだ.インタビューの後,総勢メンバ数が130名を超えるeスポーツサークルの学生との交流も行われた.