2018年6月8日から10日まで中国吉林省長春にある吉林動画学院で開催される2018国際大学生ゲームジャムへ,3年生の学生2名と古市先生が参加してきます.昨年の大会は2017年10月に実施され, 4年生の学生2名が参加して WeTapを開発した新井君が優秀賞を受賞しました.今年は韓国の公州大学,金浦大学,全州大学校,シンガポールの南洋ポリテク大学が参加する他,中国からは吉林動画学院、金陵科学技術学院,河北美術学院,吉林師範大学などが参加し,総勢約80名の学生が3日間でゲームを制作します.
本大会に参加するのは,各国の大学でゲーム制作を学んでいる学生で,その場でチームを構成して2泊3日で国際協力を通じて自分たちが学んで来た知識や技量を発揮します.言語や文化,そして学んだことも異なる中,未来のゲーム産業をリードする学生達が48時間でお互いに協力して創意力と技術力を発揮する経験は大変貴重なものです.日本大学から参加する2名の学生はシリアスゲームの企画力と英語によるコミュニケーション力を発揮することが予想され,どのようなゲームが3カ国共同のチームで制作されるか,大変楽しみです.
また,今回海外の大学からスタッフとして参加する数理情報工学科の古市教授は,2014年より数理情報工学科の粟飯原助手及び東京工科大の先生方と協力してシリアスゲームジャム(SGJ)を実施してきました.毎年夏に韓国POSTECで開催される国際シリアスゲームジャムにも2016年以後毎年参加しています.SGJは今年第7回目のSGJ7を開催するべく在計画中です.SGJは現在日本デジタルゲーム学会・ゲーム教育研究部会の公式イベントとして実施されており,運営ノウハウの国際間協力が今後更にすすむことが期待されています.