[dropcap cap="新"]年度が2012年4月2日より始まりました.当研究室には新たに博士後期課程の学生1名と博士前期課程の学生2名が加わり,大学院生が6名の体制となりました.更に,来週の水曜日からは新たに約10名の3年生が配属される予定で,そのためのチーム編成と募集人数等について大学院生と話し合いました.詳細は6日までに本HP上で発表する他,6日に実施されるゼミナール説明会で先生が説明します.※写真は本日撮影した最新の23号館写真です[/dropcap]
[dropcap cap="今"]年も4月6日から研究室訪問週間がはじまりました.11日(水)の配属に向けて,初日の6日に当研究室へは25名の学生が訪問に訪れました.6日の合同説明会の場では,配属を希望する学生は15回ぐらい研究室を訪問するようにと皆さんにお伝えしましたが,その意図は,先生に名前を覚えてもらうまで何度も訪問しネ,ということです.10分に1回訪問すれば1時間で6回訪問できますから,そのような学生の名前を先生はすぐに覚えます.また,名刺やポートフォリオ持参の学生の名前も,すぐに覚えてしまいます.ですから,もう先生に名前を覚えてもらった,所属したいチーム(M&S, VR/DT•MUSIC)についても概ね確定した,という学生は3回も訪れておけば十分でしょう.なお,当研究室への配属希望の意思を固めた学生は,先生にその旨口頭で伝えた後に配属希望申請書を提出してください.なお,2日目の9日(月)研究室は閑散としています.3年生よりも,新2年生の訪問の方が多い状況に,先輩の皆さんは不安がっています. [/dropcap]
[dropcap cap="研"]究室配属まで残すところ2日となった9日(月),初日の金曜日と同じく25名の学生が研究室訪問に来ました.そのうち4名はナント2年生!!今年の2年生は1年生の時からとても積極的で,3年生に交じって配属説明に参加していました.3年生の21名の学生に関しては,訪問2回目以上の学生が多く,そろそろ希望する研究室も固まってきたのではないかと思います.繰り返しになりますが,希望が固まった学生は配属希望申請書を提出してください.まだまだ定員まで余裕がありそうです!当研究室が第一希望の学生全員が,桜咲くとなると良いですね. [/dropcap]
[dropcap cap="怒"]涛のような1週間が過ぎ,前期第1週目が終わりました.この間に新3年生10名の配属が決まり,社会人博士後期課程の学生も本格的に研究を開始し,木曜日には杉沼先生を訪ねてきたブラジルから客人(Helio Ciffoni氏)を迎え....と,嵐のように過ぎていった1週間でした.ちなみに,ブラジルは大変なIT産業先進国であるというのを今回知りました.そして,14日の土曜日にはAR PictureBookを用いて3歳の子供に協力していただいての初めての臨床実験!!古市研究室は,週末も終日賑わっています.[/dropcap]
杉沼先生とシフォーニ氏@古市研究室
大学院1年の学生が作成した絵本をお母さんに読み聞かせてもらっている3歳の子供
大学院1年の学生が作成した電子絵本を使って学生と一緒にストーリを作って楽しんでいる3歳の子供
[dropcap cap="新"]人歓迎会を4月18日に行い,新たにメンバとなった10人の3年生+1人の博士後期課程の学生を歓迎しました.また,今年度より新たに毎週金曜日の5限目に始めたFriday Extravaganzaには3年生が積極的に集まってくれ,英語を公用語とする1時間を新人の皆さんは楽しんでくれているようです.今後の皆さんの活躍に,先輩達は期待してます![/dropcap]
新人歓迎会
2nd Friday Extravaganza at Spring Hall (TGIF!)
[dropcap cap="オ"]ランダのアムステルダム応用科学大学(HuV)の先生方がオランダ大使館の方と共に当研究室を訪問されました.オランダは国策としてシリアスゲームの普及を推進しており,大学教育とゲーム産業の双方に力を入れています.HuVにおけるゲームデザインの講義等でもシリアスゲームをとり上げ,学部の1年生が開発したゲームの例を見せていただきました.お互いの一番の関心の一つは,開発したゲームの評価方法.これについてしばらく議論した後,次は開発前の段階におけるコンセプトの評価をどのように行うか?という議論に入ってしまいました.この答えは,次回にまた会った時への課題として残しておくことにしました.[/dropcap]
[dropcap cap="第"]1回津田沼ゲームフォーヘルス会議(仮名)を2012年5月8日に開催しました.大阪大学医学部附属病院の中島先生,高橋先生と上間さん,そして兵庫医科大学からは森藤先生の4名を迎え,日大からは杉沼先生をはじめとする古市研究室の学生約20名が参加して,医療従事者のためのシリアスゲーム開発について,中島先生からの講義に続いて活発な討議を行いました.会議の名称が仮名となっているのは,我々が目指すのは医療従事者(お医者さん,看護師さん等)が対象ユーザであるのに対して,Game for Healthというと対象ユーザが患者さんの場合が多いためです.おそらく我々が開発しようとしているゲームはこれまで無かったので,大変チャレンジャブルな試みであり,1年後の成果が楽しみです.会議終了後,日大側のメンバでブレーンストームを行った所,次々と面白げなゲームデザイン案が出てきました(内容は秘密デス).なお,途中講義のためににここへは写ってなかった4人の3年生が居たことを付け加えておきます.兎にも角にも,本日よりこのプロジェクトは本格的に始まりました.[/dropcap]
[dropcap cap="中"]京大学総合政策学部でビジネス及び公共政策を学ぶ学部2,3年の学生約45名に対して,「シリアスのデザインプロセス」というタイトルで講義をしました(2012年5月24日).この講義は「社会人基礎力講座 ビジネス編」の一環として実施したもので,今期は携帯アプリの企画を目標としているそうです.各チーム3名の構成で企画を行い,7月の最終発表会には企業の方にも参加していただいて,優秀な企画については製品化する可能性もあるとのことです.
これまで,4月から5月にかけては携帯アプリのプロの企業の方々を招いて講義をしていただき,その最後として私はシリアスゲームを例としてゲームデザインのプロセスを講義しました.講義の中では,あらゆるソフトウェア開発において最も重要なのは対象ユーザとユーザニーズの明確化である旨を伝え,シリアスゲームのデザインにおいては現実世界における解決したい課題を明確化することから始めると良い,等のアドバイスを行いました.また,全く同じことを古市研究室の3年生の学生はまさしく現在行っており,彼らは後期に企画したソフトの実装まで行う点が違います.また,中京大学では課金方法等収益モデルの検討が重視されている点も違います.これらを鑑みると,ビジネスの学生とメディアデザインの学生が一緒に通年でやったら凄いコトになりそうと,今後の展開が楽しみです.
なお,中京大の学生達もできることならば実装までやりたいようだったので,この機会にUNITYを勉強してみたら?とアドバイスしました.実際に企画したものを実装するのは難しいでしょうが,自分もプログラミングができるかも,と思ってもらえるのではないかと期待してます.この機会に,うちの3年生の学生で,中京大とコラボレーションして彼らの企画の実装を担当してみたい学生は,後期にそれを行うのも許可しようかな?と考えてます.[/dropcap]
[dropcap cap="教"]育工学研究会(電子情報通信学会主催)が2012年5月26日(土)に東大阪市の近畿大学で開催され,大学院1年の粟飯原萌さんが「子供向け電子絵本における集中力持続のためのインタフェースの開発と初期評価」というタイトルで研究成果を発表しました.古市研究室として研究会に参加するのは初めてで,これまで参加した情報処理大会全国大会や情報科学技術フォーラムでの発表と比べると密度の濃い議論や有益なコメントが得られた,とても良い機会でした.今後,国際学会への発表とジャーナルへの投稿を進める良いきっかけとなりました.なお,研究会終了後は今年度より参加させていただいた医療従事者向けのシリアスゲーム開発のプロジェクトの両中島先生とディナーミーティングを行い,研究の進捗等についてお話しをし,深夜に千葉へ戻ってきました.[/dropcap]
[dropcap cap="シ"]リアスゲームデザインラボでは,2013年4月入学の大学院生(博士前期課程,博士後期課程,社会人博士後期課程)を若干名募集します.募集要件及び試験日程は次の通りです.Serious Game Design Laboratory is seeking graduate students for 2013 academic year. Skills and agenda are described as follows.[/dropcap]
[dropcap cap="杉"]沼先生がイギリスのニューキャッスルで開催されているPervasive 2012に参加するため出張中です.杉沼先生によると,ニューキャッスルは北緯55度.宗谷岬の先端でも北緯45.5度ですので,とても涼しく,夜は午後10時になっても明るいとのことです.次の講義では,Pervasiveでの最新の話題等を冒頭で聞けると思います.お楽しみに.[/dropcap]
Newcastle UniversityのStudent Union (生協)が入っている建物
1776年竣工(米国独立の年)The Assembly Roomというホール
[dropcap cap="ゲ"]ームデザイナの手塚忠考さんが,2012年6月29日(金)に当研究室を訪問され,シリアスゲームに関する最新動向等について情報交換をしました.手塚さんは,大手のゲームメーカで様々なゲーム開発に従事した後,近年は東京大学の馬場章先生が監修した,小学生を対象とした教育に対するモチベーションの向上を目的としたシリアスゲーム「タマキュウ」の開発等で知られている,我が国では数少ない商用のシリアスゲームの開発者です.今年度より我々も開発に着手した医療従事者のためのシリアスゲームの開発においては,お互い様々なアイデアを出すことができました.今後も継続的に情報交換をさせていただき,我が国におけるシリアスゲームの実用化に一緒に貢献できたらと思います.[/dropcap]
[dropcap cap="去"]る2012年6月20日夕方以降,本ホームページは間欠的に接続できない状況が発生しています.原因は,本サーバのレンタル元であるファーストサーバの大規模障害復旧作業等の影響と考えられますが,詳細は不明です.今後もしばらくこの状況が変わらない可能性がありますが,ご了承願います.[/dropcap]
[dropcap cap="古"]市先生が7月4日(水)に在日米国大使公邸で開催された独立記念パーティにイリノイ大学小山八郎記念奨学生の高田君(東京大学工学部4年)と共に招待され,大学院1年の粟飯原さんと一緒に参加してきました.会場ではルース大使と直接お話しできた他,政財芸能界の著名な方々と一緒に独立記念日をお祝いしました.[/dropcap]
ルース大使とスーザン夫人
国歌斉唱はクリスタルケイ
[dropcap cap="杉"]沼先生が7月6日(金)にFAA Advanced Ground Instructor(上級地上教官)試験を受験,見事合格しました!これで,地上における航空機免許に関する講義を,杉沼先生から受けることが可能になります.試験の様子等詳細は,次回の講義等で先生から直接お話しを聞いてください.[/dropcap]
[dropcap cap="本"]日(2012年7月15日)生産工学部ではオープンキャンパスが開催され,古市研究室の学生は,岡研究室の学生とともに日頃の研究成果を展示しました.4月に配属されたばかりの3年生にとってはオープンキャンパスデビュー,更に,2年生も2人デビューしました.次回のオープンキャンパスは8月4,5日に実施します.[/dropcap]
[dropcap cap="本"]日(7月20日),高橋さんと古市先生と菅原君の3人で千葉県立現代産業科学館での展示準備をしてきました.本展示は29日まで行われ,タイトルは「シリアスゲームで創る未来の乗り物と社会」.古市研究室と機械工学科の綱島・丸茂研究室と共同で展示を行います.特に,28日(土)と29日(日)には実際に古市研究室の学生が開発したシリアスゲームと,綱島・丸茂研究室の学生が開発したトレインシミュレータの実物を体験できます!入場は無料!(常設展示は有料),多数の皆さんのお越しをお待ちしております.[/dropcap]
見学者第1号は千葉工業大学の学生さんでした