ハリウッドで有名なリズム&ヒューズスタジオ(Rhythm & Hues Studios)でレンダラ―としてご活躍中のToshi Katoさんが2013年11月1日(金)の午後数理情報工学科へお越しになり,古市研究室を訪問されました.Toshi Katoさんは1984年に松井研をご卒業され,大学時代からアルバイトプログラマとして活躍されていた日本初のCG会社であるJCGLを経て渡米され,現在リズム&ヒューズスタジオでご活躍中のPrincipal Graphics Scientistです.卒業研究の時は23号館5階の研究室へ毎晩泊まり込み,FORTRANで隠線消去プログラムを書き,プロッタへ表示したとのこと. 杉沼先生とはJCGL時代からのお知り合いとのことで,数理情報工学科のご卒業だと最近知って今回研究室へお招きしました.数理情報工学科の卒業生の皆さんは,こうやって世界で活躍しているのですね!
[dropcap cap="去"]る11月10日(日)から13日(水)に国際会議BMD2013が実施されました.古市先生は実施委員長として約1年近くにわたって準備をされた他,学生はロゴやポスター等のデザイン,ホームページの作成・運用を行った他,会議のユースト中継を行いました.また,11日(月)には前回国際会議が実施されたオランダの大使公邸へ招かれ,9月から古市研究室へ留学中のスティーブンと一緒に行ってきました.[/dropcap]
オランダ大使公邸にて
ショットガンセッションチェア中の古市先生
[dropcap cap="明"]日11月16日(土)20:30-21:00, 千葉テレビ キャンパストークに古市研究室の学生達が出演し,古市研究室での研究生活についてタレントのなるみさんとトークします!来年度研究室配属を予定している2年生の皆さん,これは見逃せません![/dropcap]
[dropcap cap="去"]る11月15日(金),イリノイ大学アーバナシャンペン校(UIUC)のDean, Dr. Andreas C. Cangellaris (工学部長)が日本を訪問し,同学部のDepartment of Computer Scienceを卒業した古市先生他と会食を行いました.UIUCのコンピュータサイエンス学科は,現在では普通に皆さんが使っている多くのインターネットサービス(WWW, YouTube, PayPal等)を生んだ卒業生を多数輩出していることで有名で(Marc Andreesen(Mosaic, Netscape), Max Levchin(PayPal), Thomas Siebel(Sievel), Steve Chen(YouTube) etc.),2014年度は創立60周年を迎えます.UIUCでは現在日本人の留学生を積極募集しているとのことですので,興味のある学生は古市まで相談してください.奨学制度等を紹介します.[/dropcap]
[dropcap cap="統"]合試験のフェーズ1完了!3年生の野村君が中心となって開発した「BCI制御能力訓練用シリアスゲーム」の接続試験が12月6日(金)に完了しました.BCIとはBrain Computer Interfaceの略で脳コンピュータインタフェースとも呼ばれ,頭の中で考えることによって様々な機器を操作するためのインタフェースのこと.体の不自由な方等が機器を操作するのが容易になることを期待して,機械工学科の栁澤先生等と3年前から研究をはじめました.柳沢先生はNIRS(近赤外線分光法)を用いたセンサと脳活動との関係を研究されておりますが,NIRSを使って自由に脳で機器を操作できるようになるためには訓練には相当な時間がかかると聞き,それならばシリアスゲーム化して訓練を楽しくやろう,と考えたのが本シリアスゲームを開発したきっかけです.本シリアスゲームが完成するのはまだ先ですが,来年度はいくつかの学会で成果を発表予定ですので,興味のある方はお楽しみに![/dropcap]
[dropcap cap="後"]期講義が終わり,古市研究室の3年生は新年度からの卒業研究・修士研究に向けて様々な準備活動を開始しました.また,2年生は4月の研究室配属に向けて,研究室訪問を行っています.昨年度と比べると,古市研究室を訪問する2年生の学生がとても少なくて危機感を感じてますが,1年生が積極的なのはとても良いことです.先日は,高校生の方も先日訪問されました :-). 古市研究室では,春休みの有効活用を考えている1,2年生及び3年生の学生のために,スプリングゼミック2014を実施します.今回は,全くの初心者でもゲームを1本1日で完成させることができる「UNITY講座」と,Javaでゼロからゲームを3日で完成させる「Javaライブコーディング」を行います.プログラミングが苦手の2年生も,春休み中にゲームを2,3本作ることができるようになります!1年生の参加も大歓迎です!申込・問い合わせは古市研究室まで直接お越しの上,先輩または古市先生へ.[/dropcap]
参加費:無料,場所:古市研究室(23号館508号室)
※会場の都合上,申込ができる学生は数理情報工学科の1,2年生及び古市研究室の所属学生に限定させていただきます
[dropcap cap="来"]たる3月8日(金),東京神田の島津製作所東京支店イベントホールで開催される第4回NU-BRAINシンポジウムで,マレーシアからの留学生Paul Youg君と古市先生が講演とポスター発表を行います.BCI(ブレインコンピュータインタフェース)実用化に向けて,シリアスゲームがどのような役割を果たすことができるかお話しする予定です.どうぞ多数の皆様のご参加をお待ちしております.[/dropcap]
[dropcap cap="3"]月7日(金)に日本大学生産工学部では「研究・技術フォーラム」を開催します.今年度のフォーラムでは,本学部の若手研究者を中心に,企業の皆様にご興味をもっていただけるテーマ等に関してポスター発表を行います.また,オランダ経済省からはハンス・カイパース氏(企業誘致局・駐日代表)に来ていただき,ご講演いただきます.そして,研究・技術交流センターのセンター長である古市先生は「シリアスゲームのつくりかた」と題して講演します. 大学ではどんな研究が行われていて,企業の皆さんがその成果をどのように活用すれば良いかを知る絶好のチャンスです. 参加の申し込みは3月3日(月)までにFAXまたはe-mailによる申し込みが必要です(宛先 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。,件名:フォーラム申込,ご氏名とご所属を本文に明記).多数の皆様のご参加をお待ちしてます.[/dropcap]
[dropcap cap="大"]学院2年生の大竹駿希君が,日本デジタルゲーム学会主催年次大会(3月9日~10日,於:公立はこだて未来大学)において発表した「高齢者のための音楽体操支援シリアスゲームの開発と評価」に対して「学生奨励賞」を受賞されました.おめでとうございます!なお,本年次大会は皆さんおなじみパックマン開発者の岩谷徹先生,ゼビウス開発者の遠藤雅伸先生,ファミスタの父と言われている岸本好弘先生(キッシー)をはじめとする著名なゲームクリエータの皆さんが集結,シリアスからエンタテイメントまでゲーム技術に関するアカデミックな議論を戦わせる場として有名です.数理情報工学科の学生はそのような中で毎年多数の講演を行っていますが,奨励賞をいただいたのは今回が初めてです![/dropcap]
[dropcap cap="情"]報処理学会全国大会が東京電機大で3月11日から13日に開催され,古市研究室からは学部3年生が5件の講演を行い,そのうち2件で「学生奨励賞」を受賞しました! 受賞した田中君と新倉君,おめでとうございます.いずれも数理情報工学科の必須科目である「ゼミナール」及び「数理情報工学演習」で一年間行った研究を発表したもので,3年生が情報処理学会等で発表するようになってから今回が5年目の快挙です.[/dropcap]
5件の講演タイトルは次のとおりです.
[dropcap cap="新"]3年生の皆さんには,春休み中も研究室を訪問していただきありがとうございます.当研究室への配属を検討中の学生は,まずは研究室を訪問してください(春休み中もずっと開いてます).アポなしの突然訪問も大歓迎ですが,事前にアンケートへご記入いただくと,訪問がスムーズになる場合もあります.研究室を訪問していただいた際,配属希望者にはエントリーシートを記入していただきます.事前に記入する場合は,こちらからダウンロードしてご利用下さい.文書はパスワードプロテクトしてますので,希望者は先生までメールで問い合わせてください.百聞は一見に如かず,まずは訪問してみましょう.[/dropcap]
本日(3月24日)創生デザイン学科2年生のAtsu氏が古市研究室を訪問,今後当研究室で開発するシリアスゲームのキャラクタデザインに関して協力していただくことで基本的な合意に至りました.Atsu氏はゲームキャラクタのデザインは今回が初めてですが,後方スクリーンの作品は一例で,今後が楽しみです.古市研究室は,シリアスゲームを基軸に様々なタレントを持った学生が集まる研究室です.研究室配属を控えた数理情報工学科の学生の皆さんも,新学期が始まる前に研究室訪問をすることをお勧めします.
[dropcap cap="本"]日研究室配属選考会が実施され,新たに11人の3年生が古市研究室のメンバとなりました.今年は初日にマシュマロチャレンジを実施し,岡さん,上中君,中原君,漆原君のチームが36cmで優勝し,先輩方に圧勝しました.全員での集合写真は別の機会にアップします.[/dropcap]
[dropcap cap="経"]経営者と語る会~企業が求める人材~を5月15日木曜日にスプリングホールで実施します.技術者倫理の講義の一環として実施しますが,聴講者以外に就職活動中の学生の参加も大歓迎です![/dropcap]
[dropcap cap="第"]2回シリアスゲームジャム実行委員長を数理情報工学科の古市先生が務め,6月28日(土)と29日(日)の2日間シリアスゲームジャムを開催しました.本ゲームジャムには日本大学,東京工科大学,防衛大学校,早稲田大学,東京造形大学,神奈川工科大学の学生が総勢約50名集まり,2日間でサイバーセキュリティの対処能力を持った人材育成を目的としたシリアスゲームを6本開発しました.本シリアスゲームジャムについては各メディアでも報道されています(ScanNetSecurity)((株)ラック).[/dropcap]
[dropcap cap="N"]HKの歴史番組「英雄たちの選択」(BSプレミアム)スペシャルが2014年7月31日(木)19:30~21:00に放映されます.今回のテーマは「関ヶ原の戦い」,そしてタイトルは「両雄対決!石田三成vs.徳川家康」.[/dropcap]
去る6月初旬,番組プロデューサから歴史家の小和田泰経先生と古市研究室に出された課題は,慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)の関ヶ原の戦いでもし武将○○○が○○しなかったら...,関ヶ原の戦いはどうなっていたか.そして,6月22日(日)に小和田先生とNHKが研究室に来られて,戦いの主役となる各武将の特徴等を士気,忠誠心,攻撃力等のパラメタで表現する方法や布陣について打ち合わせし,○○○の部分について決定.そして4年生の学生が中心となって,博士課程の学生が開発した戦国時代の戦いをコンピュータ上で再現するシステム「戦国FUSE」のプログラムを改修.続いて7月6日(日)の再度小和田先生とNHKが来られて関ヶ原の戦いをコンピュータ上で再現.当日収録には7時間を要しました.その後スタジオでの収録が7月13日(日)に行われましたが,古市先生は海外出張のため出演できずに,事前収録だけでの番組出演となりました.
○○○が○○しなかったら日本の歴史は変わっていたか,皆さんにとって興味のあるところと思われます.この番組を通して,歴史研究へのコンピュータシミュレーションの可能性を感じ取っていただけたらと思います.