日本デジタルゲーム学会第15回年次大会が松山大学で2025年2月21日に〜23日に開催され,3年生の学生達が日本・オランダ共同で開発したシリアスゲームの新作MMMとCLiQを22日に発表しました.
ソーシャルメディアを介して流れてくるフェイク情報は,偽情報(dis-information,他者に害を与える意図のある事実ではない情報),誤情報(miss-information,間違っているが他者に害を与える意図のない情報),害意情報(mal-information,正しい情報であるが害を与える目的でナラティブによる説得手法を使って発信される情報)から構成されます.一般的な人々が偽情報や誤情報を判断するのは,ファクトチェックの手法を適用することによって比較的容易ですが,害意情報の判断は非常に困難です.MMMとCLiQは,それらに対する対処能力の向上を目的としたシリアスゲームです.

