壁画となったピクセルアートを学生と見学してきました

壁画となったピクセルアートを学生と見学してきました

日本CFO協会(東京都千代田区平河町)CRYPT HALLの壁画としてピクセルアーチストZennyan氏の作品が採用され,CRYPT HALLをプロデュースした日本大学古市研究室・上席客員研究員の進士多佳子さんの案内で,学生と一緒に見学してきた.

本作品は,2024年11月30日に東京大学で吉田寛さん(文学部教授)の主催で行われたゲーム研究会(テーマは「ゲームジャム」,講師は当時日本大学に滞在していたタリン大学のFiadotau氏)に古市は進士さんを誘って参加し,その場に聴講者として来られていたZennyan氏と進士さんが知り合いとなり,その後CRYPT HALLの壁画制作を依頼して完成したものだ.2025年に作品が設置されたが,都合があわずにこれまで作者自身も観る機会がなかったところ,2026年5月20日(水)に関係者の都合がマッチして,研究室の学生2名と研究支援要員と一緒に見学してきた.

CRYPT HALLは約80人を収容できるコンファレンスルームで,白色を基調としたとても明るい会議室部屋.部屋の国会議事堂側の壁面3面が壁画となっており,正面のモジュール型ディスプレイには,壁画作品の一部が動く形式で上映されていた.作品はモノトーンのピクセルアートで,禅の教えを参考に作品化したものだと,Zennyan氏は説明してくれた.

CRYPT HALLの正面にはデジタルの作品を投影,画面右側の壁面3面が壁画作品となっている.写真はそのうちの1面

禅では,人(自己)が悟りにいたる10の段階を絵と詩で表した「十牛図」が知られている.Zennyan氏はこの十牛図にヒントを得て,人ではなくて猿が牛を探し求め,飼いならし,ついに牛(真の自己)は自分を忘れて悟りを開くというプロセスを作品にまとめたとのこと.

なお,本作品は一般公開されていないため,日本CFO協会が主催するイベント等に参加するのが良いと思われる.

写真左から吉田寛さん(東京大学教授),アンさん(学生),Zennyan氏,進士さん(日本大学上席客員研究員),松尾氏(古市研究室の研究支援要員),坂西さん(学生),古市
ピクセルアーチストのZennyan氏,作品はこの写真手前の部屋まで続いている